緑色のブイヤベース
★パセリピューレ…大さじ5
・アサリ…4個
・ムール貝…4個
・シジミ…12個
・ハマグリ…4個
・ホタルイカ…12個
・イイダコ(茹でたもの)…100g
・トマト…1個
・ニンニク(みじん切り)…4g
・玉ねぎ(みじん切り)…80g
・白ワイン…200cc
・オリーブオイル…適量
・ローズマリー…1枝
<イイダコ>
胴部にぎっしりと詰まった卵がお米に見えることから、飯蛸と呼ばれています。1~3月が旬です。
<ホタルイカ>
内臓ごと食べられるので、ビタミンAを豊富に摂ることができます。3月下旬~5月上旬が旬です。
- アサリ、ムール貝、シジミ、ハマグリは一晩海水程度の塩水につけ、砂出しをする。
※ムール貝は「ヒゲ」を取っておく。 - ホタルイカは目、口、軟骨をピンセットなどで取り除く。
- イイダコは1口大に切る。
トマトのお尻に包丁で小さく切れ目を入れ、沸騰した湯に入れる。
皮がむけてきたら、氷水に入れて冷やす。
皮をむいて横半分に切り、種をスプーンの持ち手などを使って取る。
※トマトの皮や種は、出汁やソースに利用できます。
トマトを1cm角に切る。
タジン鍋にオリーブオイルをひき、みじん切りにしたニンニクと玉ねぎを入れて炒める。
玉ねぎが透き通ってきたら、貝類を加え、ローズマリーを乗せる。
白ワインを入れたらフタをして、貝の口が開くまで中火で加熱する。
貝の口が開いたら、貝類のみをいったんざるにあげておく。
鍋のスープを再度加熱し、あくをとる。
<2>にトマト、パセリピューレを入れ、さらにイイダコ、ホタルイカを加えて中火で加熱する。
お好みで、塩・コショウをふり、味を調える。
最後にざるにあげておいた貝類を鍋に入れる。
<3>を皿に盛り付け、ローズマリーとピンクペッパーを飾る。
仕上げにEXバージンオリーブオイルを少量回しかけて完成。
レシピ監修 : 島村 光徳 -Shimamura Mitsunori- |
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1972年広島県生まれ。「レストラン シマムラ レスプリ・ド・ミクニ」オーナーシェフ。 |
レシピ一覧
11月の食材 『かぶら』三色かぶらと甘鯛、カニのスフレ“かぶら蒸し”仕立て(2011/11/17 更新)
かぶは胃腸を温める効果があるので、寒さが増すこの季節にぜひ食べたい食材です。根と葉の栄養成分が異なるので、どの部分も無駄にせずお料理に活用してください。今回のレシピのテーマは、「かぶを丸ごと食べる」です。
10月の食材 『秋野菜』秋鮭と南京・さつま芋(紫芋)のケークサレ(2011/10/15 更新)
ケークサレとは、フランス語で「塩味のケーキ」という意味です。砂糖を使わず、野菜や肉・魚、チーズ等の食材の味や塩気を活かして作る、食事としても人気のケーキです。
9月の食材 『茄子』茄子のキャビア風~キャビア・ド・オーベルジーヌ~(2011/09/15 更新)
「キャビア・ド・オーベルジーヌ」は、茄子の種のつぶつぶをキャビアに見立てた、フランスの家庭料理です。一口食べれば、野菜の優しい甘みが口いっぱいに広がります。
8月の食材 『夏野菜』夏野菜のガスパチョ(2011/08/13 更新)
今回も前回に引き続き、旬の夏野菜をご紹介します。ガスパチョは、スペイン・アンダルシア地方発祥の別名「飲むサラダ」とも呼ばれる、野菜たっぷりでヘルシーな冷製スープです。
7月の食材 『夏野菜』夏野菜のラタトゥイユ(2011/07/15 更新)
まさに今が旬の夏野菜は、特にこの時期カロチンやビタミンなどの栄養価が高く、体を冷やす作用もあるので、夏バテにも効果的です。そんな夏野菜をたっぷりとれるラタトゥユは、南仏プロバンス生まれの家庭料理で、温めても、冷たくしても美味しくいただけます。
6月の食材 『じゃがいも』バリエーションで楽しむポテトサラダ(2011/06/20 更新)
ビタミンCや、体内の余分な塩分を排出して血圧を下げてくれるカリウムが豊富なじゃがいも。いつもとは一味違う、色々なバリエーションのポテトサラダをご紹介します。
5月の食材 『空豆』空豆のア・ラ・フランセーズ(2011/05/18 更新)
世界最古の農産物といわれる空豆。春から夏にかけて出回る野菜で、塩ゆでして食べるのがポピュラーですが、フランスで親しまれている、付け合わせにおすすめのレシピをご紹介します。
4月の食材 『パセリ』ブルギニオンバター&パセリがアクセントのお肉料理(2011/04/11 更新)
今回も前回に引き続き、パセリを活用したいろいろなレシピをご紹介します。その1つ『ブルギニオンバター』はパセリとガーリックのバターの事で、どんな料理にも使える万能バターです。
3月の食材 『パセリ』緑色のブイヤベース&わかさぎのパセリ風味フリッター(2011/03/19 更新)
食欲増進、疲労回復、食中毒予防などに効果的なパセリ。日本では「料理の付け合せ」というイメージが強いですが、ピューレにすることでいろいろな用途に使え、シーフードとの相性も抜群です。
2月の食材 『人参』~人参と小海老 3種かんきつ類のマヨネーズサラダ~(2011/02/15 更新)
人参のオレンジ色は体内でビタミンAに変化するカロチノイド色素によるもので、非常に栄養価の高い野菜です。その栄養たっぷりの人参を、余すことなく丸ごと使い切ります。
1月の食材 『小松菜』~小松菜のポタージュ~(2011/01/26 更新)
カロチン、ビタミンCとE、鉄、ナイアシン、カリウムなどを多く含み、カルシウムは野菜の中でもトップクラスの小松菜。化学調味料は使わず、素材本来の味を引き立てます。
基本の"パセリピューレ"があれば、鍋1つでできてしまうので、とても簡単です。また、いろいろな種類の貝を入れることで、旨味も倍増します。ガーリックとシーフードの香りがなんとも芳しい、辛口の白ワインに合う一品ですよ。ぜひお試しください。