四季のテーブル
四季を通して旬の食材を味わう。フランス料理レストランシェフ直伝、家庭菜園で作れる食材を使った簡単レシピをご紹介します。

ブルギニオンバター&パセリがアクセントのお肉料理

『ブルギニオンバター』のレシピはこちら

鶏もも肉のディアブル風(油で揚げないヘルシーカツレツ)

鶏もも肉のディアブル風(油で揚げないヘルシーカツレツ)

材料

(2人分/調理時間 約20分~25分)

・鶏もも肉または、鶏むね肉…2枚 

< 焼きパン粉 >
★ 生パン粉…50g
★ 松の実…お好みで適量
★ クルミ…お好みで適量
★ 白ゴマ…お好みで適量
★ 黒ゴマ…お好みで適量

・パセリ…適量

< ハニーマスタードソース >
* はちみつ…大さじ1
* 粒マスタード…大さじ1
* 練りマスタード…大さじ1

・飾りレモン…お好みで

ブルギニオンバター下準備

下準備

  • ボールにはちみつ、粒マスタード、練りマスタードを入れて混ぜ合わせ、ハニーマスタードソースを作っておく。
    ※はちみつ1:粒マスタード1:練りマスタード1の割合が
    ベストです。

作り方

鶏もも肉のディアブル風(油で揚げないヘルシーカツレツ)-作り方

フライパンに生パン粉、松の実、細かく砕いたクルミ、白ゴマ、黒ゴマを入れ、乾煎りする。

最後にオーブンで焼くので、パン粉に軽く焼き色がつく程度で火を止めてください。


鶏もも肉のディアブル風(油で揚げないヘルシーカツレツ)-作り方

鶏肉の余分な脂肪を切り落とし、塩、こしょうを軽くふる。


少量の油をひいたフライパンで、鶏肉の表面を中火で焼き固める。
皮の部分はしっかりと焼いてください。

※旨味を閉じ込めるためなので、中まで火を通し過ぎないように注意してください。


鶏もも肉のディアブル風(油で揚げないヘルシーカツレツ)-作り方

<2>の鶏肉の皮面全体にハニーマスタードを大さじ1程度塗り、
<1>の焼きパン粉を大さじ2程度まぶす。


鶏もも肉のディアブル風(油で揚げないヘルシーカツレツ)-作り方

<3>を180度のオーブンで焼き、パン粉にこんがり焼き色がついたら、取り出す。


鶏もも肉のディアブル風(油で揚げないヘルシーカツレツ)-作り方

皿に<4>を置き、その上に刻んだパセリを適量乗せる。
レモンを添えて完成。


“ディアブル風”とは『子悪魔風』という意味です。フランスでは、軽くソテーした肉にマスタードを塗り、パン粉をまぶしてオーブンで焼き上げる料理の事をいいます。パン粉に松の実やゴマをブレンドすることで、より香ばしくなりますよ。油で揚げないヘルシーなカツなので、カロリーが気になる女性におすすめです。

パセリがアクセントのお肉料理

パセリ風味のポークカツレツ

鶏もも肉のディアブル風(油で揚げないヘルシーカツレツ)

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島村 光徳

レシピ監修 : 島村 光徳 -Shimamura Mitsunori-

詳細プロフィール

1972年広島県生まれ。「レストラン シマムラ レスプリ・ド・ミクニ」オーナーシェフ。
ミクニヒロシマにオープン時より携わる。三國清三シェフの精神を引き継ぎ、
「レストラン シマムラ レスプリ・ド・ミクニ」をオープン。
見る者の心を揺さぶる、美しい料理と温かいおもてなしで人気を得ている。

レストラン シマムラにご来店の際、『庭ごはん』を見たとお伝えいただければ、食材をグレードアップいたします。

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