・なすび…1本
・ズッキーニ…1/2本
・赤・黄・オレンジピーマン
(またはパプリカ)…各1/4個
・トマト…2個
・トマトジュース…120ml
・玉ねぎ…1/4個
・にんにく…ひとかけら
・ブーケガルニ
(パセリ、タイム、セロリの葉を
洋ねぎで包んでしばったもの)
↑なければタイムのみで可…2本
・オリーブ油…適量
・とうがらし…1本
・塩、こしょう…適量
・白ワインヴィネガー…大さじ1
なすとズッキーニは、ヘタを取り暑さ8mm程度の輪切りにする。
ピーマン(またはパプリカ)は種を取り、乱切りにする。
玉ねぎはくし切りにする。
トマトはお尻に包丁で小さく切れ目を入れ、沸騰した湯に入れる。
皮がむけてきたら、氷水にあげて冷やす。
皮をむいて横半分に切り、種をスプーンの持ち手などを使って取る。
皮をむいたトマトを乱切りにする。
鍋にオリーブ油と、皮をむいたにんにくを入れて火にかける。
香りが出てきたら、とうがらしと玉ねぎを入れて炒める。
玉ねぎがしんなりしてきたらトマトとトマトジュースを加え、
しっとりするまで煮込む。
<3>を煮込んでいる間にテフロンパンを温め、オリーブ油でズッキーニ、なすび、ピーマン(またはパプリカ)をそれぞれ炒め、焼き色をつける。
※フライパンで野菜の表面を焼き固めることで、香ばしさと旨味が増し、煮崩れもしにくくなります。
焼き色がついてきたら、それぞれ塩、こしょうで軽めに調味する。
<3>の鍋に<4>の野菜を加え、ヒタヒタになるくらいの水を入れる。
よく沸かしてアクを取ったら、
ブーケガルニ(またはタイム)を加え、味がなじむまで20分~30分煮込む。
最後に白ワインヴィビネガーをふりかけ、塩、こしょうで味を調えたら完成。
※季節に応じてゴーヤ、竹の子、れんこんなどを加えると、一年を通して親しみやすく味わえます。
- 皿にごはんをよそい、大葉をのせる。
- 上にラタトゥイユをかけ、温泉卵をおとす。
- お好みでさまざまな具材を盛り付け、天然塩と白・黒ゴマを少々
ふりかけたら完成。
レシピ監修 : 島村 光徳 -Shimamura Mitsunori- |
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1972年広島県生まれ。「レストラン シマムラ レスプリ・ド・ミクニ」オーナーシェフ。 |
レシピ一覧
11月の食材 『かぶら』三色かぶらと甘鯛、カニのスフレ“かぶら蒸し”仕立て(2011/11/17 更新)
かぶは胃腸を温める効果があるので、寒さが増すこの季節にぜひ食べたい食材です。根と葉の栄養成分が異なるので、どの部分も無駄にせずお料理に活用してください。今回のレシピのテーマは、「かぶを丸ごと食べる」です。
10月の食材 『秋野菜』秋鮭と南京・さつま芋(紫芋)のケークサレ(2011/10/15 更新)
ケークサレとは、フランス語で「塩味のケーキ」という意味です。砂糖を使わず、野菜や肉・魚、チーズ等の食材の味や塩気を活かして作る、食事としても人気のケーキです。
9月の食材 『茄子』茄子のキャビア風~キャビア・ド・オーベルジーヌ~(2011/09/15 更新)
「キャビア・ド・オーベルジーヌ」は、茄子の種のつぶつぶをキャビアに見立てた、フランスの家庭料理です。一口食べれば、野菜の優しい甘みが口いっぱいに広がります。
8月の食材 『夏野菜』夏野菜のガスパチョ(2011/08/13 更新)
今回も前回に引き続き、旬の夏野菜をご紹介します。ガスパチョは、スペイン・アンダルシア地方発祥の別名「飲むサラダ」とも呼ばれる、野菜たっぷりでヘルシーな冷製スープです。
7月の食材 『夏野菜』夏野菜のラタトゥイユ(2011/07/15 更新)
まさに今が旬の夏野菜は、特にこの時期カロチンやビタミンなどの栄養価が高く、体を冷やす作用もあるので、夏バテにも効果的です。そんな夏野菜をたっぷりとれるラタトゥユは、南仏プロバンス生まれの家庭料理で、温めても、冷たくしても美味しくいただけます。
6月の食材 『じゃがいも』バリエーションで楽しむポテトサラダ(2011/06/20 更新)
ビタミンCや、体内の余分な塩分を排出して血圧を下げてくれるカリウムが豊富なじゃがいも。いつもとは一味違う、色々なバリエーションのポテトサラダをご紹介します。
5月の食材 『空豆』空豆のア・ラ・フランセーズ(2011/05/18 更新)
世界最古の農産物といわれる空豆。春から夏にかけて出回る野菜で、塩ゆでして食べるのがポピュラーですが、フランスで親しまれている、付け合わせにおすすめのレシピをご紹介します。
4月の食材 『パセリ』ブルギニオンバター&パセリがアクセントのお肉料理(2011/04/11 更新)
今回も前回に引き続き、パセリを活用したいろいろなレシピをご紹介します。その1つ『ブルギニオンバター』はパセリとガーリックのバターの事で、どんな料理にも使える万能バターです。
3月の食材 『パセリ』緑色のブイヤベース&わかさぎのパセリ風味フリッター(2011/03/19 更新)
食欲増進、疲労回復、食中毒予防などに効果的なパセリ。日本では「料理の付け合せ」というイメージが強いですが、ピューレにすることでいろいろな用途に使え、シーフードとの相性も抜群です。
2月の食材 『人参』~人参と小海老 3種かんきつ類のマヨネーズサラダ~(2011/02/15 更新)
人参のオレンジ色は体内でビタミンAに変化するカロチノイド色素によるもので、非常に栄養価の高い野菜です。その栄養たっぷりの人参を、余すことなく丸ごと使い切ります。
1月の食材 『小松菜』~小松菜のポタージュ~(2011/01/26 更新)
カロチン、ビタミンCとE、鉄、ナイアシン、カリウムなどを多く含み、カルシウムは野菜の中でもトップクラスの小松菜。化学調味料は使わず、素材本来の味を引き立てます。
ラタトゥイユは冷凍庫でも保存できるので、作り置きをしておくと便利です。オードブルや肉、魚料理のつけ合わせ、オムレツやパスタのソースなど使用用途が多いのも魅力です。シャンパーニュや辛口の白ワインとの相性も抜群です。夏の食欲がない時におすすめの、栄養たっぷり「ラタトゥイユ丼」もぜひお試しください。