よく熱した鍋に、オリーブオイル、冷蔵庫から出したての冷たいバターを入れる。
※鍋が温まってなかったり、溶けたバターを入れてしまうと、分離してしまいます。
バターが溶けたら、ベーコンを入れて中火で炒める。
香りが出てきたら、玉ねぎ、長ねぎの順に鍋に入れて炒める。
<1>に、下味をつけるために天然塩をひとつまみ入れる。
メークインを入れて、軽く炒めたら、水またはだし汁(昆布だし等)を入れる。
天然塩をひとつまみ入れたら、強火にして加熱する。
※強火で沸騰させることで、アクをしっかり出すことができます。
アクを全て取り除いたら、中火にする。
メークインが柔らかくなったら火を止めて少し置き、
荒熱が取れたらミキサーにかける。
※熱いままミキサーにかけると、破裂する危険があります。
全体が混ざり合ったら、小松菜を入れて、鮮やかなグリーンに変わるまで再びミキサーにかける。
※保存する場合は、容器に氷水をあてて一気に冷やしてから、冷蔵庫に入れてください。(保存期間は約2~3日です)
ミキサーから<3>を鍋に移し、塩、こしょうをして味を調える。
※濃度が濃い場合は、牛乳または水でのばしても良いです。
皿やスープカップに入れ、中央にパセリ、ピンクペッパーを飾る。仕上げにペペロンチーノオイルを少量かけて完成。
- 真鱈の切り身に塩、こしょうをし、フライパンで皮面からじっくり焼き上げる。
- 小松菜のポタージュをお皿に流し入れ、その中央に小松菜とベーコンのソテーを
ひく。 - ソテーの上に焼いた真鱈の切り身をのせ、天然塩をひとつまみ振り、芽ねぎを
添える。
- 冷めたご飯を、水で軽く洗う(※洗うことでご飯の粘り気を取ることができます)
- ご飯を鍋に移し、小松菜のポタージュをヒタヒタに入れる。
- 刻んだ小松菜とベーコンを入れ、火にかける。
- バターとパルメザンチーズを加え、味を整える。
- ガスバーナーで焼き色をつけて完成。
レシピ監修 : 島村 光徳 -Shimamura Mitsunori- |
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1972年広島県生まれ。「レストラン シマムラ レスプリ・ド・ミクニ」オーナーシェフ。 |
レシピ一覧
11月の食材 『かぶら』三色かぶらと甘鯛、カニのスフレ“かぶら蒸し”仕立て(2011/11/17 更新)
かぶは胃腸を温める効果があるので、寒さが増すこの季節にぜひ食べたい食材です。根と葉の栄養成分が異なるので、どの部分も無駄にせずお料理に活用してください。今回のレシピのテーマは、「かぶを丸ごと食べる」です。
10月の食材 『秋野菜』秋鮭と南京・さつま芋(紫芋)のケークサレ(2011/10/15 更新)
ケークサレとは、フランス語で「塩味のケーキ」という意味です。砂糖を使わず、野菜や肉・魚、チーズ等の食材の味や塩気を活かして作る、食事としても人気のケーキです。
9月の食材 『茄子』茄子のキャビア風~キャビア・ド・オーベルジーヌ~(2011/09/15 更新)
「キャビア・ド・オーベルジーヌ」は、茄子の種のつぶつぶをキャビアに見立てた、フランスの家庭料理です。一口食べれば、野菜の優しい甘みが口いっぱいに広がります。
8月の食材 『夏野菜』夏野菜のガスパチョ(2011/08/13 更新)
今回も前回に引き続き、旬の夏野菜をご紹介します。ガスパチョは、スペイン・アンダルシア地方発祥の別名「飲むサラダ」とも呼ばれる、野菜たっぷりでヘルシーな冷製スープです。
7月の食材 『夏野菜』夏野菜のラタトゥイユ(2011/07/15 更新)
まさに今が旬の夏野菜は、特にこの時期カロチンやビタミンなどの栄養価が高く、体を冷やす作用もあるので、夏バテにも効果的です。そんな夏野菜をたっぷりとれるラタトゥユは、南仏プロバンス生まれの家庭料理で、温めても、冷たくしても美味しくいただけます。
6月の食材 『じゃがいも』バリエーションで楽しむポテトサラダ(2011/06/20 更新)
ビタミンCや、体内の余分な塩分を排出して血圧を下げてくれるカリウムが豊富なじゃがいも。いつもとは一味違う、色々なバリエーションのポテトサラダをご紹介します。
5月の食材 『空豆』空豆のア・ラ・フランセーズ(2011/05/18 更新)
世界最古の農産物といわれる空豆。春から夏にかけて出回る野菜で、塩ゆでして食べるのがポピュラーですが、フランスで親しまれている、付け合わせにおすすめのレシピをご紹介します。
4月の食材 『パセリ』ブルギニオンバター&パセリがアクセントのお肉料理(2011/04/11 更新)
今回も前回に引き続き、パセリを活用したいろいろなレシピをご紹介します。その1つ『ブルギニオンバター』はパセリとガーリックのバターの事で、どんな料理にも使える万能バターです。
3月の食材 『パセリ』緑色のブイヤベース&わかさぎのパセリ風味フリッター(2011/03/19 更新)
食欲増進、疲労回復、食中毒予防などに効果的なパセリ。日本では「料理の付け合せ」というイメージが強いですが、ピューレにすることでいろいろな用途に使え、シーフードとの相性も抜群です。
2月の食材 『人参』~人参と小海老 3種かんきつ類のマヨネーズサラダ~(2011/02/15 更新)
人参のオレンジ色は体内でビタミンAに変化するカロチノイド色素によるもので、非常に栄養価の高い野菜です。その栄養たっぷりの人参を、余すことなく丸ごと使い切ります。
1月の食材 『小松菜』~小松菜のポタージュ~(2011/01/26 更新)
カロチン、ビタミンCとE、鉄、ナイアシン、カリウムなどを多く含み、カルシウムは野菜の中でもトップクラスの小松菜。化学調味料は使わず、素材本来の味を引き立てます。
ポタージュに長ねぎを入れることで、よりいっそう日本人の舌に合う優しい味になります。 小松菜の変わりに、水菜や春菊などの緑黄色野菜を使ってもおいしいですよ。また、このポタージュを使って、魚・肉料理のソースとしてや、リゾット、パスタにも応用できますので、ぜひお試しください。